(1)初めて教会へ
トルストイ、そしてルーテル・アワーの影響もあって、初めて教会を訪ねたのは、社会人となり、東芝に勤めるようになってからでした。
「一度、とにかく教会というところに行ってみたい」と思い、ルーテル・アワーで紹介された教会に、勇気を出して一人で訪ねて行きました。「ああ、ここに教会がある」やっと紹介された教会を見つけました。ところが、どうしても玄関を開けて入る勇気が出ず、その日はそのまま帰ってしまいました。
 
(2)同じ寮に住む人に伴われて再度教会へ
神戸ルーテルアワー・センターから、同じ会社の寮に「その教会に行っている人がいる」と紹介され、その人と一緒に出かけることになりました。
出かける当日、「生まれて初めて、教会の門をくぐるのだ」との緊張感からか、ヒゲを剃るカミソリで指を切ってしまうという、ブザマナ私でした。
 
(3)初めての教会の礼拝出席は、緊張の連続でした。
立ったり座ったり、慣れない讃美歌を歌ったり~「終わったら、とにかく早く帰りたい」礼拝も終わり、紹介され、いよいよ固くなってしまった私は、とにかく早く教会を出ようと、入り口の方に向かったのですが…。ドアらしきものが四枚見える。とにかく一つを開けた!するとそこは台所でした。
 
その時、ノルウエー人宣教師が近寄ってきて、私の肩を抱きながら、「ドアがたくさんあってすみませんねぇ!」といって、玄関に通じるドアを開けて下さったのでした。後から分かったことは、その教会はそんなに大きな教会ではありませんでした。こじんまりした会堂だったのです。よっぽど「初めての教会の礼拝出席」に緊張していたのでしょう。