(10)若さゆえに!
4年間寝食を共にしてきた同期生6名、それぞれ卒業後の赴任先教会も決まりました。当時6名の年齢は20才から30才。若かったのです。互いに夢を語り合いました。英語に堪能な一人は外国での伝道を夢見ていました。雄弁な一人は大伝道者になる夢でした。私は〜と言えば、赴任先が地方都市、しかもその県北の地理的中心に位置していましたから、〔町でひときわ目立つ会堂を建築し、ネットワークを全県に張り巡らし…〕云々と、大それた夢を熱く語りあったのでした。
この原稿を書いている現在の私は79才。神学校同期生の内2名はすでに召され、残りの4名それぞれに波乱に満ちた牧師としての歩みをなしてきました。外国伝道を夢見た彼はそれを実現し、アメリカに日本人教会を設立。大伝道者を夢見た彼は、フィリピンの貧しい子供たちのために貴重な働きを推進。
私は〜といえば、地道に牧師としての働きに専念!といったところでしょうか。自らの弱さを自覚しながらも「挑戦する意欲」だけは持ち続けられたように思います。その挑戦の一端は、続くブログの中で触れることが出来るかもしれません。
私は〜といえば、地道に牧師としての働きに専念!といったところでしょうか。自らの弱さを自覚しながらも「挑戦する意欲」だけは持ち続けられたように思います。その挑戦の一端は、続くブログの中で触れることが出来るかもしれません。