〔主のご用のためには〜〕と、若さも手伝ってさまざまなことに挑戦させていただきました。その当時の信徒の方は大変だったかな?と思いますが、知恵を祈り求めながら主体的に(誰かに言われ指示されたからではなく)取り組んでいくことはとても楽しいことでした。
(1)礼拝を午前中に二回実施
礼拝出席者が増えてきたのですが、簡単に礼拝堂を大きくするわけにいきません。そこで考えたのが、日曜日の午前中に礼拝を二回に分けて実施するというもの。そうすれば、会堂の狭さを克服できます。
そして、第一と第二礼拝の間に教会学校「成人科」を設ける。そうすれば、クリスチャンにとって大事な学びが出来る上に、第一礼拝出席者と第二礼拝出席者の方々が一緒に参加し、交わりを深めることが出来ます。
牧師にとって午前中二度の礼拝に合わせ、成人科分級と結構大変でしたが、駆け出し牧師の私は意欲に燃えていたのでした。
(2)教育館(幼稚園舎)建築に挑戦
教会には付属の幼稚園がありました。園舎が老朽化してきたため、新しく教育館としての建築に挑戦。一階が園舎、将来二階に礼拝堂を増築出来る大きな計画でした。今にして思えば無謀とも思えるような計画でしたが、実施に踏み切りユニークな教育館(園舎部分)が完成したのでした。(残念ながら数年して人事異動があり、二階に礼拝堂というところまでには至りませんでした)
(1)(2)いずれの挑戦も背後に、教会学校教育が、幼児・小学生・中学生どまりになっていた当時、どうしても成人向けの教会学校教育に力を入れたいとの強い祈りと思いがあったからでした。
(3)大ホールでのイベント〜伝道への挑戦
指笛の田村大三さんのコンサートも市の文化センター大ホールを借りて実施しました。また、福音歌手・胡美芳さんのコンサートもこれはホテルの宴会ホールを借りて実施しました。田舎町の小さな教会でありながら、教会員の方々とこうしたイベントに挑戦出来たのは、キリストを信じて歩む幸いを少しでも多くの方に知って欲しいとの願いからでした。